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時代の先の先の先っちょを行っていたキン肉マンについての考察

キン肉マンとは1979年に連載スタートし、王位争奪編というシリーズが終了し完結。その後キン肉マン2世が始まっていた。

自分はそういう認識でいたが、なんと2世がいつの間にか完結し最初のキン肉マン37巻の続きが現在進行形で連載しているという情報を職場の上司からこの前聞いたのだ。

そして改めてキン肉マンについて考察をしてみたのだ。

①実際にあるお店とのコラボレーション

まだコラボレーションという単語すらない時代。

主人公のキン肉マン(キン肉スグル)の好物は「吉野家の牛丼」。

「ぎゅ~どんひ~とすじ~さ~んじゅ~ね~ん♪」というキャッチーな歌が今でも脳内に再生できる。くらいに印象的。

現実にある商品を漫画の中のキャラクターが激推しして食べる。現在ではまぁまぁある光景だが、この当時からやっていたのは先見の明が有りすぎる。

吉野家さんも早い段階から公認している。

漫画も広告たり得るのだ。

今では当たり前に作品に出てきたり、重量アイテムだったりもするが。

ジョジョでは「オーソン」や「ウェッジウッドのハンティングシリーズ」など。

②戦闘力の数値化(超人強度)

キン肉マン95万パワー

ウォーズマン100万パワー

バッファローマン1000万パワー

キン肉マンフェニックス1億パワー

ヴィジュアルで強さを表さなくても

「ああ彼は1オクパワーだから」

と数値を並べるだけで強さを表現したのは画期的かつ現代的。

この世の全てのものを数値化しようという現代の流れをいち早く取り入れている。

知力、味、臭い、快適さ、この世で数値化出来ないものはない!

(恐らくドラゴンボールのスカウターより先。)

そして何より戦闘力が低くても、友情、努力により勝利を手に入れる事が出来る。とキッズ達に教えてくれていたのだ。

ジョジョには元々数値化はないが、スピード、破壊力、射程距離、持続力、精密動作性、成長性にA~Eまでの評価があった。パンチの早さも時速300キロとかそういう表現はあった。

③読者からの超人募集

漫画とは作者から読者への一方通行のエンターテイメント。

それは漫画に限らず、小説や映画やゲームやテレビドラマ等も含まれる。

そんな一方通行なエンターテイメントに読者も参加できる。可能性がある。

自分の考えたキャラクターが大好きな作品に登場する。

ファンとしてこれ程嬉しくて自慢できる事は有るだろうか?

もし、自分の考えたスタンドが採用されジョジョの世界で暴れまわっていたら…

想像しただけで失禁しそう。

今で言うところのクラウドファウンデイングや視聴者参加型のアレやこれやの先を行っていたと言っても言い過ぎではなかろう。

④ジャンルの方向転換

キン肉マンという作品は「ギャグ漫画」としてスタートしている。

漫画にはそれぞれジャンルがある。

「バトル」「スポーツ」「恋愛」「ギャグ」雑誌によって傾向があったり、流行りがあったりする。

そして、バランス。

この雑誌は「バトル」は3作品まで、「スポーツ」は1競技ずつまで、「恋愛」は1作品まで、「ギャグ」は4コマが1作品、それ以外が1作品等。

このバランスが崩れるので「バトル」➡️「恋愛」に方向転換します。と変えられたら編集側も困るわけです。

という理由でジャンルの方向転換はあまり見かけなかったし、方向転換しても長続きはしなかったのでほぼほぼ方向転換=敗北に近かった。

しかし、この「キン肉マン」は方向転換がむしろ大成功し元々「ギャグ漫画」でスタートしていて…なんて知りもしない。

(さま~ずが元々バカルディなんて知りもしない。あ、これは関係ないか…)

方向転換は敗北。

というイメージを払拭し、そこから大成功するケースもあるのだと。

これは現在の失敗の許容の文化を示唆していたのではないか。

今ではバツイチくらい当たり前だし、転職への意識も変わってきている。

1度の失敗やミスくらい気にするな!

失敗を恐れるな!とキン肉マンは身体をはって伝えているのである。

ジョジョではジャンルは一貫しているがスタンドの概念、ルールはコロコロ変わる。が、そこから面白い作品になるのであれば「良い」のである。

以上の4点がキン肉マンの
『時代の先の先の先っちょ』を行っていたと感じた大きなポイントです。

キン肉マンってすげぇ。

しかも現在進行形で連載をしています。

過去のノスタルジーを汲みつつその続きが読める。どうやらキン肉マンビッグボディが活躍してるらしいのだ。

あの雑魚が?(といったらめちゃくちゃ怒られました)

この情報を知らなかった方は是非是非書店でゲットしましょう~!

ここまで読んでくれてありがとうございました。

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