☆ガッツのGその②
(パープルヘイズとキング・クリムゾン)
フーゴは地面に力なく腰を下ろした。
「分かっているのか?
ブチャラティ!
パッショーネの構成員が756人。
その全てを敵に回したんだぞ…
スタンド使いが何人いる?
これまでは娘がいたから付け入る隙があった…
だが今後はどうだ?
無差別に攻撃されたらどうする?
防ぎようがあるのか?
僕には分からないよ。
ナランチャ…君まで…クソッ!」
フーゴは無意識にパープルヘイズを出してしまい、無意識にパープルヘイズは近くの壁を殴っていた。
?「ボスッ!どうやら一人スタンド使いが残っているようです…アレは…
ひぃぃいぃー!フーゴの野郎です。
パープルヘイズが近くの壁を殴ってます!」
ガサッ!
フーゴ「だ・誰だ?」
フーゴは咄嗟に身構える。
ドッピオ「お前はフーゴだな。
俺はボスの側近中の側近!
ヴィネガードッピオ。
お・おまえ、スタンドをそれ以上近づけるなよ!」
ドッピオと名乗る男はビビりながら後退りし距離をとった。
フーゴ「(こいつが側近だと?)ボスの命令か?僕を処刑しに来たのか?」
ド「そうだ!
だがボスは少しお前と話がしたいらしい。
お前はこれで目隠しをし(そういって黒い布を投げて渡す)さらに後ろを向いて両腕を頭の後ろで組むんだ。
パープルヘイズは近づけるなよ。」
ぐあるるるるッ!
フーゴはこのドッピオを人質にしようかと悩むがパープルヘイズの異常な怯え方をみて諦める。
言われた通りの目隠しと姿勢をする。
フーゴ「これで良いのか?」
ディアボロ「それでいい…」
フーゴは突然殺意の籠った声を聞き震えあがった…
フーゴ「(ボスがここにいるッ!…)」
To be continued
ガッツのGその③