ジョジョの奇妙なドリームリマッチ⑳

ジョジョの奇妙なドリームリマッチ(第2部)

サーレーのクラフト・ワークとラバーソールのイエローテンパランスその②

サーレーは右手を上着で隠し左手で携帯を見ていた。

こいつは俺がやられるのを待っている。

俺が全身消化されるのを待っている!

向こうからは攻撃してこないだろう。

のん気してカフェかなにかでコーヒーでも飲んでいるかも知れねぇ。

だが分かるぜ。

どこにいるのかも。

もう少しだ。

ラバーソールは自分が宿泊しているホテルの1階のラウンジでコーヒーを飲んでいた。

いくらでも待つぜぇ~。

美容系の雑誌を見ながら何処かのエステでも行こうかなぁとか考えながらコーヒーを飲んでいると…

ホテルの窓から鬼気迫る形相のサーレーが見えた。
(なんで?ここが分かったんだ?)

ラウンジのスタッフに声をかけられるのも聞こえない位の勢いで外に出る。

逃げなければ!!

サ「そうだ、そっちに逃げやがれ!」

苦痛に耐えながらわざと、急がず、ある程度の距離を保ちながら追いかける。

サ「クソ!めちゃめちゃ痛ぇじゃあねえかよ。

だがこの痛みはテメェを追い詰めている証拠でもあるんだぜ!」

ラバーソールはわけもわからず逃げる。

ラ「なんでイエローテンパランスは侵食してねぇんだ!」

気が付くと小さなスライダーの付いたホテル所有のプールの前にいた。

正面には顔面蒼白のサーレーが鬼のような形相で睨んでいる。

逃げ場はない!

ラ「なんで俺の居場所が分かるんだよっ!」

サ「ズッケェロだ。」

ラ「?」

サ「あいつは目を離すと何処にでもいっちまうやつでよぉ、人の言うことも聞きやしねぇ。

金の管理だって任せられねえ。」

ラ「だからなんだってんだよ!」

サ「だからよぉ俺はいつもあいつに発信器つけてんだよ!

まっ、あいつには内緒だがよ」

ラバーソールは身体中をくまなくあさり後ろのズボンのポケットから小型の発信器を見つけ地面にたたきつぶした。

ラ「だからなんだってんだよ!

まだ俺のイエローテンパランスはおまえの右手に食い込んだままだぜ!」

ラバーソールは無意識に後退りし片足がプールにつかっていた。

サ「ああ、めちゃめちゃ痛ぇ。

涙も出る。

だが俺達ギャングの覚悟ってのが分からなかったみてぇだな!」

サーレーは右手のグルグルまきの上着をそっと外した。

ラ「!!!てめー、その手は?!」

上着が地面に落ちると…上着の中から腕の形の血だらけのスライムが!

そしてサーレーの右手は皮膚のない、場所によっては骨が見える位の真っ赤な右手が表れた。

サ「クラフト・ワーク!

俺の固定の能力でスライムを固定!

ちと激痛が走ったが無理矢理引き剥がしてやった。

オメーを追い詰めてぶち殺すのを楽しみにしてよぉ!」

サーレーはクラフト・ワークの右足で蹴りを放ち。

ラバーソールはプールの中心部にぶっ飛んだ。

だがイエローテンパランスでガードされてダメージは無さそうた。

サ「ズッケェロ!これでいいんだな。

待ってろよ!

今こいつにトドメを刺す!」

To be continued

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