ガッツのGその③

☆ガッツのGその③

(パープルヘイズとキング・クリムゾン)

ディアボロ「恐れる必要はないぞ、フーゴ。
お前を処刑するつもりはない。
パープルヘイズか…

貴様ごときに相討ちになるのは御免だからな。

本音を言えばお前がブチャラティと一緒に裏切り者とならなくて安心している。

我が親衛隊に無敵のスタンドがいるがパープルヘイズが相手ではそうもいかない。」

 

 

フーゴ「…」

 

ディアボロ「どうだろう?
今後は私の親衛隊として働かないか?

何人か欠員は出るだろうし…
今抱えている親衛隊もいつ裏切り行為をするか…
近いうちにするかも知れんが…わからんのだ。」

 

フーゴ「僕はブチャラティとは行動を共には出来ない。
僕は組織の人間だ。

しかし、ブチャラティを撃つ任務は出来ない。

拒否するなら処刑すると言うならいつだって処刑されてやる!一人で死ぬ気はないがねッ!」

 

そう言ってフーゴは抱えている腕を外し右手で乗り場付近に置いてあるミネラルウォーターを指差す。

 

ちょうど足元にある置き忘れられたペットボトルの中にはパープルヘイズのウイルスのカプセルが入ってる。

 

フーゴ「僕にはボスの居場所はわからない。ウイルスが届くかは賭けだ。
さぁ未来が予測できるんだろう?
自分がどうなるか見えたかい?」

 

ディアボロ「クッ…」

 

自分がウイルスに感染している姿がエピタフに映る…

 

ディアボロ「フン、おまえの覚悟はよく分かった。

おまえが私にもブチャラティにも加勢しないというのなら信じよう。

この戦いが終わったら使いの者を出す。
それまでは故郷で好きなように過ごすが良い。」

 

フーゴ「わかりました。
ボス。

…ひとつだけ質問してもよろしいでしょうか?」 

 

ディアボロ「…」

 

フーゴ「トリッシュを…
その…始末するというのは分かります。
しかし、なぜブチャラティの前で…なんですか?
僕らがボートでヴェネチアを出てからでも良いと思うのですが…」

 

ディアボロ「…私はブチャラティを高くかっている…
資質を試したのだ。

今まで護衛をした我が娘に何の感情もなく任務と割りきれるのならばパッショーネのNo.2として、私に従順な右腕として君臨させようと思っていたのだ。」

フーゴ「そうはならなかった?」

ディアボロ「後の裏切りの芽を早めに摘んでおかねばな…
アイツは人を惹き付ける力があるようだ。」

 

フーゴ「ブチャラティはジョルノに会って変わった…」

 

ディアボロ「あの新入りか…
もうおしゃべりはおしまいだ!
約束は守るのだぞ!」

 

フーゴは人の気配がしなくなったのを感じとり目隠しを外す。

 

ペットボトルの中のウイルスを破裂させ日の光で滅菌する。

 

フーゴは緊張から解放され、倒れこみ地面に寝そべる。

 

つ・つか・れた。

 

少し眠ろう。

 

そのあとで故郷ネアポリスに帰ろう。

 

シンプルなマルゲリータが食べたい…

 

町の皆は不思議に思うかな…

 

僕1人だけが故郷に帰ってきた事に…

 

「ブチャラティ…

ナランチャ…

アバッキオ…

ミスタ…

そしてジョルノ…

ボスに付け入る隙はあるぞ!

そしてナランチャ、帰ってきたら勉強の続きだぞッ!」

そう言って目を閉じた。

To be continued?

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